環境省が星空の明るさを調査しており、誰でも参加できます。
決まったやりかたで星空の明るさを調査し、結果を環境省へ報告すると、後ほど全国の調査結果が公開されます。

奥三河☆星空の魅力を伝える会では2018年に継続観測地点として、休暇村茶臼山とつぐ高原グリーンパーク、奥三河総合センターの３か所を登録し、この調査に継続的に参加しています。
このコラムではこれらの登録地点とそれ以外に会のメンバーが調査した地点の結果も合わせてまとめてみました。
愛知県の地図に色分けして調査結果を示します。

オレンジ色や黄色い丸は空が明るく、星があまり見えない場所で、濃い青色の丸は空が暗く、星がたくさん見える場所です。
個人差はありますが、天の川が見え始めるのは地図上の水色の丸の地点で、濃い青丸になるほどよく見えるようになります。
青丸や濃い青丸で示した地点は新城市北部から北設楽郡に多く、この地域の空が暗いことがわかります。また、だいたい何等星の星まで見えるかの筆者所見を凡例の右に示しました。
街中では数えるほどしか星が見えませんが、6等星まで見える場所なら山陰に隠れる星を除いても計算上は数1000個という街中とは桁違いの数の星々を見られます。

このコラムが掲載されているサイト内には安全に星を見られるおすすめの場所を紹介しています。

感染対策と、冬季は寒さ対策や路面状態の情報収集をして、澄んだ秋の夜空の天の川や、明るくカラフルな冬の星々をご覧になってはいかがでしょうか。

コラムby 奥三河星空案内人　富坂　学