良く見える時で4等星位までの明るさの星です。下の写真はオリオン座と冬の大三角が写っています。

そこで、天の川が見え、ゆっくり星空を見上げられる所はないかなと考えた時、同じ星空案内人講座を受講されていた方が設楽町にある奥三河総合センターで星空観察会を開催している事を思い出し、一度行って見ることにしました。

名古屋方面や豊橋方面の明かりがあるものの、南側は開け空も暗く天の川が見えています。
観察会が始まると、星空解説や望遠鏡を覗いたり、写真を撮ったりと楽しいひと時を過ごす事ができました。

街明かりを離れ山や海辺に行くにしても、施設の整った場所、トイレや宿泊施設などが有り民家がなく、周囲に気を使わなくても良い場所...これらを一から探すとなると結構大変です。

また、冬に向かって岐阜の西濃や山間部は時雨れたりする事が多くなって来て、望遠鏡を出すか出さないかで悩む事が多くなります。
山間部では冬季通行止などもあり徳山ダムより奥などの行きたい所に行けない事もあります。


春から秋にかけては岐阜西濃山間部や飛騨方面などや三重県と色々なスポットが楽しめると思いますが、その中で比較的名古屋方面からも近くて、たくさんの星が見える所が奥三河です。
初心者でも安心して星空を楽しむ場所があります。

観察会が毎週のように行われ、星空案内人がその日の星空解説をしています。また、トイレなどの心配もしなくてすみますし、すぐ近くに宿もあります。
宿泊施設やトイレなどの心配をしなくて済むのはありがたい事だと思います。

豊根村にある休暇村茶臼山高原では月一回星空観察会が開催され、コテージに泊まれば夜中まで星空を堪能できます。

豊根村茶臼山高原にある星空カフェ「てんくう」では月一で観察会が行われています。
開催されない時期もあるので詳しくはホームページで確認して下さい。

つぐ高原グリーンパークでは週末にキャンプ宿泊者向けに星空観察会が開催され、キャンプと星空を満喫できます。

私が最初に訪れた奥三河総合センターでも、月に1回星空観察会が開催されます。
夏や冬には流星群の観察など、星に関係するイベントも開催されています。
特に冬には屋外のコタツに入り空を見上げ、流れ星や星空を堪能できるイベント『奥三河星空フェスタ』が開催されます。

観察会やイベントの開催日時など詳しくは上記のリンクで調べてみましょう。

皆さんも魅力満載の奥三河に星を見に来てはいかがでしょうか。


コラムby 星空案内人 横幕浩