ふたご座流星群を見よう!2021
年間を通じて様々な特徴を持つ流星群があることが分かっていますが、その中でも活発に活動している「三大流星群」の一つに数えられるのが「ふたご座流星群」です。
「ふたご座流星群」は、毎年12月上旬から中旬にかけて活動します。この流星群の特徴は、出現数が安定していて毎年たくさんの流星が見られること。放射点が真夜中に天頂を通過するふたご座のα星カストル付近にあるので一晩中観察できること。この時期、太平洋側では空気が乾燥して、空の透明度が良く、比較的晴天に恵まれることです。近年は、活動も安定し、多い年には1時間当たり50個程の流星の出現が観測されています。
「ふたご座流星群」は、毎年12月上旬から中旬にかけて活動します。この流星群の特徴は、出現数が安定していて毎年たくさんの流星が見られること。放射点が真夜中に天頂を通過するふたご座のα星カストル付近にあるので一晩中観察できること。この時期、太平洋側では空気が乾燥して、空の透明度が良く、比較的晴天に恵まれることです。近年は、活動も安定し、多い年には1時間当たり50個程の流星の出現が観測されています。
ふたご座流星群の起源などについては以前のこちらコラムで紹介しています。
さて、今年の「ふたご座流星群」の状況ですが、活動が最も活発になる「極大時刻」が12月14日16時ごろと予想されています。この時間になるべく近い時間帯が観察のチャンスとなります。実際は、13日の宵から14日の明け方にかけてと、14日の宵から15日の明け方にかけての2夜が、最も観察に適した日となるでしょう。予想される出現数ですが、この2夜は午前2~3時ごろまで上弦過ぎの月明かりの影響があり、暗い流れ星が見えなくなってしまうため、月没の午前2時~3時頃までは1時間あたり20個程度、その後薄明までの2時間ほどは1時間あたり50個程度と予想されています。
流星が1時間に20個見えるとすると、計算上は3分に1個のペースで見えることになりますが実際には流星の出現はランダムで、この数字はあくまで平均値ですので立て続けに数個見えることもあれば10分以上見えないこともあります。1個も見えないからと数分で諦めるのではなく、30分くらいは観察を続けてみましょう。
以前のコラムで流星観察の注意事項等を紹介しています。
流星が1時間に20個見えるとすると、計算上は3分に1個のペースで見えることになりますが実際には流星の出現はランダムで、この数字はあくまで平均値ですので立て続けに数個見えることもあれば10分以上見えないこともあります。1個も見えないからと数分で諦めるのではなく、30分くらいは観察を続けてみましょう。
以前のコラムで流星観察の注意事項等を紹介しています。
この時期の夜間は想像以上に寒くなります。考えられる最大の防寒対策をして流星観察に臨んでください。
コラムby
奥三河☆星空の魅力を伝える会 後藤修一
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奥三河☆星空の魅力を伝える会 後藤修一